2016年10月17日

平成28年・40週(10月3日~10月9日)

~定点把握対象疾患~
・ヘルパンギーナ
  仙南・塩釜・大崎・登米・石巻・気仙沼・仙台管内で警報継続中

・手足口病
  仙南・塩釜管内で警報継続中


~今週のコメント~
【RSウイルス】
 先週同様、患者報告数が増加傾向となっており、本格的な流行期に入ったと考えられます。例年と比較し、早期の流行となっています。今週、県内の患者定点より報告のあった患者の9割以上が0~4歳の小児でした。主な感染経路はヒト-ヒト感染となりますので、小児の集団生活の場となる保育園や幼稚園での感染予防対策に、特に注意願います。

【A群溶血性レンサ球菌感染症】
 例年、この時期から冬にかけて患者が増加する傾向がみられる感染症です。今年も先週より患者報告数が増加傾向となっており、今後の動向に注意が必要です。咽頭炎や発熱などの症状が出た際には早めの受診を心がけ、感染予防に努めてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成28年10月13日更新)