2018年09月21日

平成30年・第37週(2018.9.10~ 2018.9.16)

【定点把握対象疾患】
[ 手足口病 ]
仙南管内で警報レベルを継続中です。
栗原管内で警報レベルを超えました。
[ 伝染性紅斑 ]
気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
仙台管内で警報レベルを継続中です。
[ ヘルパンギーナ ]
塩釜管内で警報レベルを継続中です。
大崎管内で警報レベルを継続中です。
栗原管内で警報レベルを継続中です。
登米管内で警報レベルを継続中です。
仙台管内で警報レベルを継続中です。
気仙沼管内で警報レベルを超えました。
[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
石巻管内で警報レベルを超えました。
[ 水痘 ]
気仙沼管内で注意報レベルを超えました。

~今週のコメント~
【腸管出血性大腸菌感染症】
 県内では今週15例の患者報告があり、引き続き患者報告が多い状況が続いています。
ベロ毒素を産生する大腸菌の感染により発症し、主な 症状は腹痛、水溶性下痢および血便ですが、重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし死亡する例もあります。
少量の菌数(100個 程度)でも感染が成立するため、人から人、または人から食品等への経路で感染が広がります。
加熱不十分な食肉の他、生で食べる食品の二 次汚染による感染事例も見られますので、これらの食品では適切な取り扱いが必要です。
疑わしい症状が出た際には早めの受診を心がけ、二 次感染防止にも努めてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成30年9月20日更新)