2017年03月03日

平成29年・8週(2月20日~2月26日)

~定点把握対象疾患~
 [インフルエンザ]
  仙南、塩釜、大崎、栗原、登米、石巻、仙台管内で警報継続中

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  仙南、石巻管内で警報継続中

~今週のコメント~
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
 A群溶血性レンサ球菌の感染により、高熱・咽頭痛・嘔吐等を主症状とする上気道感染症で、合併症として腎炎等を引き起こすことがある疾患です。県内の患者報告数が3週連続して増加傾向となっていますので、今後の流行状況に注意し、基本的な予防対策を徹底してくださ い。
【インフルエンザ】
 第5週から4週連続して減少傾向となっていますが、依然として患者の多い状況は続いています。今シーズンは患者からAH3型が多く検出 される傾向でしたが、今週採取された検体からB型が検出されており、 今後の動向に注意が必要です。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年3月2日更新)