平成30年 第48週～水痘、伝染性紅斑、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎～

平成30年・第48週(2018.11.26～ 2018.12.2)

【定点把握対象疾患】
［ 水痘］
気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
石巻管内で警報レベルを継続中です。
登米管内で注意報レベルを継続中です。
［ 伝染性紅斑 ］
塩釜管内で警報レベルを継続中です。
気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
仙台管内で警報レベルを継続中です。
仙南管内で警報レベルを継続中です。
［ 咽頭結膜熱 ］
栗原管内で警報レベルを継続中です。
［ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ］
仙南管内で警報レベルを継続中です。

～今週のコメント～
【伝染性紅斑】
　 伝染性紅斑は幼児や学童を中心にみられる流行性の発疹性疾患で、両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」と呼ばれることもあります。
潜伏期間は10～20日で、頬に発疹が出現する7～10日ほど前に微熱や感冒様症状などの症状がみられることが多く、この時期にウイルスの排出量が最も多くなります。
妊婦が感染すると、胎児の異常（胎児水腫）や流産を引き起こすことがあるため特に注意が必要です。
患者報告数は過去10年で最 も多い状況が続いており、特に仙台市内では、定点当たりの患者報告数が10を超え急増しています。
今しばらくは患者の増加が予想されますので、 咳エチケット等の予防対策をお願いします。

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（平成30年12月6日更新)