2017年02月10日

平成29年・5週(1月30日~2月5日)

~定点把握対象疾患~
 [インフルエンザ]
  仙南、塩釜、大崎、栗原、登米、石巻、気仙沼、仙台管内で警報継続中

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  仙南、石巻管内で警報継続中

~今週のコメント~
【インフルエンザ】
 先週に引き続き、県内全域で患者報告数が警報レベルを超え、患者数が多い状況となっています。入院患者報告数も例年と比べ多い状況です。インフルエンザは通常のかぜと比べ、重篤化し肺炎などを起こしやすいことから、感染が疑われた際には、早めの受診を心がけ、 早期の診断・治療を行うことが重要です。

【梅毒】
県内ではすでに9名の患者報告があり、2016年は年間で29例、昨年 同期の報告数が0例であることをみても、報告数が増加しています。全 国的には2010年以降増加傾向を示し、2016年は年間の報告数が43 年ぶりに4000人を超えています。梅毒は抗生物質での治療が可能ですが、終生免疫が得られず、再感染することもあるため、注意が必要です。

厚生労働省HP「梅毒に関するQ&A」
>>詳細はこちら


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年2月9日更新)