2016年06月27日

平成28年・24週(6月13日~6月19日)

~定点把握対象疾患~
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
 仙南管内、石巻管内で警報継続中

~今週のコメント~
・結核     
全数報告疾病の中で最も報告数が多い感染症で、2016年第24週までの県内の報告数は既に225例あり、2015年の1年間の報告数330例からみると、昨年を上回るペースで増加しています。高齢者の免疫力低下に伴う再燃が目立ちますが、若年層の報告もあり、注意が必要です。また、集団感染事例も例年報告があります。発症した際には早期発見、早期治療が重要となり、感染予防にもつながるため、長く続く咳や発熱などの疑わしい症状がみられた場合は早めに医療機関を受診することを心がけてください。また、定期的に健康診断を受けることやBCGの接種を確実に受けるなど、感染予防につとめてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成28年6月23日更新)