2018年08月03日
平成30年・第30週( 2018.7.23~ 2018.7.29)
【定点把握対象疾患】
[ 手足口病 ]
気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
登米管内で警報レベルを超えました。
[ ヘルパンギーナ ]
塩釜管内で警報レベルを超えました。
仙台管内で警報レベルを超えました。
[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
仙南管内で警報レベルを継続中です。
~今週のコメント~
【ヘルパンギーナ】
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜の水泡性の発疹を特徴とした急性ウイルス性の咽頭炎で、いわゆる夏かぜの代表的疾患です。
原因は、エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスA群の感染によるものが多くみられます。
今週、塩釜管内、仙台管内で警報レベルを超え、県内全域で警報開始基準値を超えたことから、県では注意喚起を行いました。
感染経路は接触感染を含む糞口感染と飛沫感染です。
今後も流行は継続すると考えられますので、手洗いやうがいの徹底など予防対策に努めてください。
【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成30年8月2日更新)