2018年08月24日

平成30年・第33週(2018.8.13~ 2018.8.19)

【定点把握対象疾患】
[ 手足口病 ]
栗原管内で警報レベルを継続中です。
登米管内で警報レベルを継続中です。
気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
[ ヘルパンギーナ ]
塩釜管内で警報レベルを継続中です。
栗原管内で警報レベルを継続中です。
登米管内で警報レベルを継続中です。
仙台管内で警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~
【ヘルパンギーナ】
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜の水泡性の発疹を特徴とした急性ウイルス性の咽頭炎で、いわゆる夏かぜの代表的疾患です。
先週 に比べ患者数は減少しましたが、いまだに県内では警報レベルを超え、流行が継続しています。
今後の動向に十分注意し、予防対策に努め てください。

【腸管出血性大腸菌感染症】
ベロ毒素を産生する大腸菌による感染症で、O157、O26などが代表的です。
県内では今週4例の患者報告がありました。
主な症状は腹痛、 下痢ですが、重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし死亡する例もあります。
加熱不足の食肉の他、洗浄が不十分な野菜等 の摂取を原因とすることもあります。
食品の取り扱いに注意するとともに、手洗い励行などの予防対策に努めてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成30年8月23日更新)