2016年12月22日

平成28年・50週(12月12日~12月18日)

~定点把握対象疾患~
[感染性胃腸炎]
仙南、塩釜、大崎、栗原、登米、石巻、気仙沼、仙台管内で警報継続中

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
仙南、石巻管内で警報継続中

~今週のコメント~
【感染性胃腸炎】
 定点当たりの患者報告数は先週に引き続き減少しましたが、県内全体では未だ患者の多い傾向が続いており、仙南、気仙沼管内など患者数の増加した管内もあるなど、注意が必要な状況です。集団感染事例患者から、ノロウイルスGⅡ型が検出されています。
ウイルス性胃腸炎蔓延時には、食品の二次的汚染の可能性が大きくなるため、調理に従事する際には、二次汚染防止の徹底と充分な加熱など注意が必要です。県、食と暮らしの安全推進課でも、ノロウイルス食中毒防止について注意喚起をおこなっています。



【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成28年12月22日更新)