2018年10月05日

平成30年・第39週(2018.9.24~ 2018.9.30)

【定点把握対象疾患】
[ 手足口病 ]
仙南管内で警報レベルを継続中です。
栗原管内で警報レベルを継続中です。
[ 伝染性紅斑 ]
気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
仙台管内で警報レベルを継続中です。
[ ヘルパンギーナ ]
栗原管内で警報レベルを継続中です。
気仙沼管内で警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~
【風しん】
 風しんは、発疹を伴う急性ウイルス性感染症で、今年7月下旬頃から関東地方を中心に患者数の報告が増加しており、厚生労働省では 注意喚起を行っています。
妊娠20週頃までの女性が感染すると、胎児に影響を与える場合があり、先天性風疹症候群となる危険性があり ます。
風疹はワクチンで予防可能な感染症ですので、女性は妊娠前に接種を済ませておくことをお勧めします。
また、周囲に妊娠されてい る方がいる場合は、配偶者等周囲の方々も予防を徹底してください。

【梅毒】
 梅毒は、梅毒トレポレーマによる感染症で、感染経路の多くは異性間や同性間の性的接触によるものです。
2018年は県内での報告数 (第39週まで)は68例と、すでに2017年1年間の報告数を超えています
生殖器にしこりやただれなどの症状が出るほか、妊婦の場合は流 産や死産のおそれもありますので、感染が疑われる場合には早期に医師の診断・治療を受けることを心がけてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成30年10月4日更新)