2017年02月17日
平成29年・6週(2月6日~2月12日)
~定点把握対象疾患~
[インフルエンザ]
仙南、塩釜、大崎、栗原、登米、石巻、気仙沼、 仙台管内で警報継続中
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
仙南、石巻管内で警報継続中
~今週のコメント~
【レジオネラ症】
レジオネラ菌により、肺炎やポンティアック熱が引き起こされる疾患 で、一般に高齢者など、免疫力が低下している場合に感染しやすく、 重症化すると死に至ることもあります。2016年の県内の患者報告数は 36例で、9割以上が男性の患者でした。レジオネラ菌は、環境中に広く 存在し、この菌が含まれたエアロゾルを吸い込むことにより感染がおこります。疑わしい症状がでた場合には、早期に受診し治療を行うこと が重要となります。
【インフルエンザ】
県内全体の患者報告数は2週連続して減少していますが、未だ全ての管内で警報レベルを超えており、患者数が多い状況は続いていま す。また、先週よりも患者報告数が増えている管内があり、注意が必要です。外出・帰宅時のうがい、手洗いの徹底などの予防対策を継続 して行い、予防に努めてください。
【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年2月16日更新)