2024年 第9週
～インフルエンザ、咽頭結膜熱、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
新型コロナウイルス感染症～

2024年 第9週 (2024.2.26～ 2024.3.3)

【定点把握対象疾患】
[インフルエンザ]
　仙南、塩釜、石巻、仙台管内で警報レベルを継続中です。
　大崎管内で注意報レベルを継続中です
[咽頭結膜熱]
　仙台管内で警報レベルを継続中です。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
　仙南、大崎管内で警報レベルを継続中です。

～今週のコメント～
【インフルエンザ】
　今週の患者数は3週連続で減少して1537名でした。
しかし、依然として仙南、塩釜、石巻、仙台管内では警報レベルを継続しており、高いレベルで推移している状況です。
また、県及び仙台医療センターウイルスセンターではインフルエンザウイルスB型が検出され続けており、主流がインフルエンザウイルスA型から置き換わった可能性もあります。
引き続き、今後の動向に注意が必要です。

【新型コロナウイルス】
　新型コロナウイルス感染症の患者報告数は第6週から減少傾向にありましたが、今週わずかに増加しました。
今後どのように推移するかは未知数ですが、基幹定点から報告される入院患者数も高齢者を中心として高いレベルを維持しているので注意が必要です。
また、送別会シーズンで会食などの機会が多くなる時期ですので、マスクの着用や体調不良時は外出を控えるなど、基本的感染対策を徹底しましょう。

【宮城県保健環センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和06年3月7日更新)