2021年10月22日

2021年・第41週(2021.10.11 ~ 2021.10.17)

【定点把握対象疾患】
 [水痘]
 登米管内で,注意報レベルを超えました。
 [手足口病]
 気仙沼管内で,警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~

【インフルエンザ】
 インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり,1月下旬から2月上旬にピークを迎え,春先まで続きます。
今シーズン(9月6日以降),県内での患者発生はありません。
昨シーズン(2020.8.31~2021.9.5)は新型コロナウイルス感染症対策により,県内での患者数は13人と流行はみられませんで
した。
日本感染症学会は,昨シーズン非流行であったために,社会全体での集団免疫が形成されておらず,大流行のおそれがあると注意を呼びかけています。
インフルエンザの予防には、予防接種を受けることが有効です。厚生労働省によりますと,今シーズンのワクチンは昨年よりも遅れたペースで供給され,昨年の使用量と比較すると少ないものの例年の使用量に相当する程度は供給される見込みです。
予防接種を受けてから,抗体ができるまで約2週間かかり,効果は5か月間持続しますので,計画的に接種することをお勧めします。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和03年10月21日更新)