2022年08月05日

2022年・第30週(2022.7.25 ~ 2022.7.31)

【定点把握対象疾患】
[手足口病]
大崎管内で,警報レベルを超えました。

~今週のコメント~

【新型コロナウイルス感染症】
 県内の陽性公表者数は,8月3日に3,471名となり,同日現在の累計で142,261名となりました。
最近の動向を1週間あたりの推移でみると,第28週5,726名,第29週14,305名,第30週18,208名と急激に増加しています。
病床使用率が第6波のピーク時を超え,医療体制がひっ迫していることから,県は「BA.5対策強化宣言」を出す方針を決めました。
 県内の患者数がさらなる増加傾向にあることに加え,夏休み期間中で外出や移動の機会が増えるため,県民の皆様におかれましては,引き続き,マスク着用・手指衛生等の基本的な感染対策をより一層徹底してください。
感染が疑われるようなのどの痛みや,咳,発熱などの症状が出ている場合には,無理をせず外出を控え,人との接触を避けてください。

【手足口病】
 乳幼児を中心に,手や足,口の中などに水泡性の発疹ができる急性ウイルス性の感染症で,夏季に流行がみられます。
患者の咳,くしゃみなどの飛沫や便に排出されたウイルスで感染が広がります。
県内では,今週患者数の増加がみられ,大崎管内で警報基準値を超えました。
今後の動向に十分注意し,手洗いやうがいなどの予防対策を心がけてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和04年08月04日更新)