2023年 第27週
～手足口病、ヘルパンギーナ、
新型コロナウイルス感染症～

2023年 第27週 (2023.7.3 ～ 2023.7.9)

【定点把握対象疾患】
[手足口病]
　大崎管内で警報レベルを継続中です。
[ヘルパンギーナ]
　気仙沼管内で警報レベルを超えました。
　仙南、塩釜、大崎、石巻、仙台管内で警報レベルを継続中です。

～今週のコメント～
【手足口病・ヘルパンギーナ】
　例年夏季に流行がみられる小児の急性ウイルス性の感染症で、いわゆる夏かぜの代表的なものです。
手足口病については、今週も引き続き、大崎管内で警報レベルを継続中です。
　また、ヘルパンギーナについては、定点医療機関当たりの患者報告数が例年と比べて大きく増加しています。
今週は新たに気仙沼管内で警報レベルを超え、県内全域で警報レベルを継続中です。
感染経路は接触感染を含む糞口感染と飛沫感染です。
家庭内のほか、学校・保育園等の集団生活での感染に特に注意し、予防対策に努めてください。

【新型コロナウイルス感染症】
　今週の患者報告数は前週の551名から716名になり、2週連続で増加しました。
今後も動向に注意して、基本的な感染対策に努めてください。

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和05年07月13日更新)