2021年・第25週(2021.6.21 ~ 2021.6.27)

【定点把握対象疾患】
  警報・注意報の発令はありません。

~今週のコメント~

【RSウイルス感染症】
 上下気道炎を引き起こす代表的なウイルスであるRSウイルスによる呼吸器感染症で,主に小児にみられます。
今週は413名で第24週の210名から大きく増加しており,過去5年間のピーク時を上回っています。
特に仙南,仙台及び塩釜管内で増加がみられます。
また,仙台医療センターウイルスセンターでもRSウイルスの分離報告が継続しています。
感染者のせきやウイルスの付いた手やおもちゃなどを触ったり,なめたりすることで感染するとされていることから,小児のいる家庭や保育施設などは注意が必要です。
今後ピークを迎える可能性があるので動向について注視してください。

【感染性胃腸炎】
 県内の患者報告数は先週に比べ減少していますが,保育施設で集団発生事例の報告がされています。
患者からは胃腸炎を引き起こすノロウイルスが検出されています。
ノロウイルスにはアルコール消毒は効きません。
感染者の吐物や便などを処理する場合には,マスクや手袋を着用し,処理物が飛び散らないよう注意し,次亜塩素酸ナトリウム溶液(薄めた塩素系漂白剤)で消毒を行ってください。
また,手洗いなどの予防の徹底に努めましょう。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和03年07月01日更新)