令和元年 第24週～水痘、伝染性紅斑、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎～

令和元年・第24週(2019.6.10～ 2019.6.16)

【定点把握対象疾患】
[ 水痘 ]
　気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
　塩釜管内で注意報レベルを超えました。

[ 伝染性紅斑 ]
　 石巻，気仙沼管内で警報レベルを継続中です。

［ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ］
　 仙南，石巻管内で警報レベルを継続中です。

～今週のコメント～
【Ａ型肝炎】
　A型肝炎ウイルスの感染による急性ウイルス性肝炎で、約１ヶ月間の潜伏期間の後に発熱、黄疸、肝機能障害などの症状を呈します。
県内では 第24週に１例の報告があり、今年の患者数は5名となっています。
　A型肝炎は、汚染された食品や水を介して経口的に感染します。
手洗いなどの一般的な予防策に加え、加熱の必要な食品は十分に加熱し、 生野菜はよく洗うなどの注意が必要です。
また、Ａ型肝炎にはワクチンがありますので、海外の流行地を旅行する際に予防接種を行うなど、積極的な予防に努めてください。

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和元年6月20日更新)