2019年08月30日
令和元年・第34週(2019.8.19~ 2019.8.25)
【定点把握対象疾患】
[ 手足口病 ]
すべての管内で警報レベルを継続中です。
[ 伝染性紅斑 ]
石巻管内で警報レベルを継続中です。
[ ヘルパンギーナ]
大崎,栗原,登米管内で警報レベルを継続中です。
[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
石巻管内で警報レベルを継続中です。
~今週のコメント~
【百日咳】
百日咳は、長引く臨床症状とけいれん性の咳発作を特徴とする急性気道感染症です。
平成30年1月1日より五類感染症の全数把握疾患となりました。
今週も患者報告があり,今年の患者報告数は79人となっています。
感染力が強く,患者の咳に含まれる飛沫との接触で容易に感染します。
乳児では無呼吸、呼吸困難などを引き起こして重症化しやすいため、特に注意が必要です。
予防にはワクチン接種が有効とされており、現在は、 百日咳ワクチンを含むDPT三種混合あるいはDPT-IPV四種混合ワクチンの接種が行われています。
家族等から乳児への感染例も報告されてい ますので、患者発生のあった管内では十分な注意が必要です。
【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和元年8月29日更新)