2020年02月07日

2020年・第5週(2020.1.27~ 2020.2.2)
【定点把握対象疾患】
[水痘]
登米管内で注意報レベルを超えました。

[ インフルエンザ ]
仙南,大崎,石巻管内で警報レベルを継続中です。
気仙沼管内で注意報レベルを継続中です。

[伝染性紅斑]
仙南管内で警報レベルを継続中です。

[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
仙南,石巻管内で警報レベルを継続中です。
栗原管内で警報レベルを超えました。


~今週のコメント~
【感染性胃腸炎】
患者報告数は増加傾向にあり,県内の小学校等では集団感染事例が発生しております。
患者からはノロウイルスが検出されています。
ノロウイルスの感染経路は,汚染した手指や食品など様々です。
感染力が強いので,調理・食事前の手洗いなどの基本的な感染性胃腸炎予防対策に努めるとともに,感染者の糞便や吐物等の処理をする際は十分注意しましょう。

【インフルエンザ】
県内の定点医療機関からの患者報告数は,先週の1,337人から980人と減少しました。
患者数は減少の傾向にありますが,依然として患者の発生は続いています。
今シーズンは,A(H1)pdm09型が多く検出されていますが,仙台医療センターウイルスセンターではB型も報告されています。
今後の動向に注意し,引き続き感染予防対策を心がけてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和2年2月6日更新)