2019年06月28日

令和元年・第25週(2019.6.17~ 2019.6.23)

【定点把握対象疾患】
[ 水痘 ]
  気仙沼管内で警報レベルを継続中です。

[ 伝染性紅斑 ]
  石巻,気仙沼管内で警報レベルを継続中です。

[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
  仙南,石巻管内で警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~
【腸管出血性大腸菌感染症】
 ベロ毒素を産生する大腸菌による感染症で、O157、O26などが代表的です。
県内では第25週にO157の報告があり、今年の患者報告数は9名となっています。
主な症状は腹痛、下痢ですが、小児や高齢者など抵抗力が落ちている人では溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし重症化することがあるため注意が必要です。
加熱不足の食肉を介した感染の他にも洗浄が不十分な野菜等の摂取が原因となることもあります。
気温が高い季節は流行シー ズンですので、食品の取り扱いに注意するとともに、手洗い励行などの予防対策に努めてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和元年6月27日更新)