2020年02月14日

2020年・第6週(2020.2.3~ 2020.2.9)

【定点把握対象疾患】
[水痘]
登米管内で注意報レベルを継続中です。

[ インフルエンザ ]
仙南管内で警報レベルを継続中です。
気仙沼管内で注意報レベルを継続中です。

[伝染性紅斑]
仙南管内で警報レベルを継続中です。

[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
仙南,栗原,石巻管内で警報レベルを継続中です。

[ 咽頭結膜熱 ]
栗原管内で警報レベルを超えました。

~今週のコメント~
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
高熱・咽頭痛・嘔吐等を主症状とする,A群溶血性レンサ球菌による上気道感染症です。
仙南及び石巻管内に加え,栗原管内でも警報レベルを超えており,先週と比較して県内の患者報告数が増加しています。
感染は患者との接触を介するヒト-ヒト感染が主であり,家庭,学校などの集団生活によるものも多いとされています。
今後の流行に十分注意し,うがい,手洗いなどの感染予防対策に努めましょう。

【インフルエンザ】
県内の定点医療機関からの患者報告数は,先週の980人から578人と2週連続で減少しました。
患者数は減少の傾向にありますが,未だ流行は続いています。
引き続き,手洗いの励行,咳エチケットの徹底などの感染予防対策に努めるとともに,睡眠や栄養を十分に取ることをを 心がけてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和2年2月13日更新)