2019年05月13日

令和元年・第18週(2019.4.29~2019.5.5)

【定点把握対象疾患】
[ 水痘 ]
 栗原管内で注意報レベルを超えました。

[ 伝染性紅斑 ]
 気仙沼管内で警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~
【E型肝炎】
 E型肝炎は、E型肝炎ウイルス(HEV)に汚染された食物や水の摂取で感染し、症状は黄疸など肝機能悪化や腹痛などです。
特に妊婦が感染すると劇症肝炎となる割合が高く、致死率が20%に達することがあります。
宮城県内では、第17週に2名、2019年では累計5名の患者が発生しています。
豚やジビエ(野生鳥獣)にまれに感染がみられることから、肉や内臓を食べる際は十分に加熱することが大切です。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和元年5月10日更新)