2020年・第42週(2020.10.12~ 2020.10.18)

【定点把握対象疾患】

警報・注意報の発令はありません。


~今週のコメント~

【腸管出血性大腸菌感染症】
 ベロ毒素を産生する大腸菌による感染症で,県内では塩釜,仙南及び仙台管内で報告があり,特に塩釜管内の保育施設におけるO26関連の報告が継続しています。
主な症状は腹痛,下痢ですが,小児や高齢者など抵抗力が落ちている人では,溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし重症化することがあるため注意が必要です。
汚染された食物を摂取することで感染するほか,患者の便の中に排出された細菌を,手指や水などを介して摂取することで感染することがあります(家族内感染等)。
食品の取り扱いに注意するとともに,手洗い励行などの予防対策に努めてください。

【新型コロナウイルス感染症】
 県内の感染者数は10月21日現在の累計で544例となり,感染者の発生が続いています。
この感染症は,発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く,強いだるさ(倦怠感)や味覚・嗅覚障害を訴える人が多いと報告されています。
引き続き人と人との距離の確保,手洗いなどの手指衛生,マスクの着用,3密(密閉・密集・密接)を避けるなどの基本的な感染対策を心がけてください。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和2年10月22日更新)