2020年・第31週(2020.7.27~ 2020.8.2)

【定点把握対象疾患】

警報・注意報の発令はありません。


~今週のコメント~

【腸管出血性大腸菌感染症】
 ベロ毒素を産生する大腸菌による感染症で,O157,O26などが代表的です。
県内では今週塩釜及び大崎管内で報告があり,第26週より報告が続いています。
主な症状は腹痛,下痢ですが,小児や高齢者など抵抗力が落ちている人では,溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし重症化することがあるため注意が必要です。
汚染された食物を摂取することで感染するほか,便の中に排出された細菌を,手指や水などを介して摂取することで感染することがあります。
高温・多湿の季節になりましたので,食品の取り扱いに注意するとともに,手洗い励行などの予防対策に努めてください。


【新型コロナウイルス感染症】
 8月3日から8月5日の間に塩釜管内で1名,気仙沼管内で1名,仙台管内で7名の新たな患者報告がありました。
これで,県内の感染者数は累計で8月5日現在177例となりました。
この感染症は,発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く,強いだるさ(倦怠感)や味覚・嗅覚障害を訴える人が多いと報告されています。
引き続き人と人との距離の確保,手洗いなどの手指衛生,マスクの着用,3密(密閉・密集・密接)を避けるなどの基本的な感染対策を心がけてください。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和2年8月6日更新)