2023年 第19週
～新型コロナウイルス感染症、
感染性胃腸炎〜

2023年 第19週 (2023.5.8 ～ 2023.5.14)

【定点把握対象疾患】
　警報・注意報はありません。

～今週のコメント～
【新型コロナウイルス感染症】
　新型コロナウイルス感染症は5月8日から感染症法上の分類が5類に移行し、定点報告の対象となりました。
新規患者数はこれまで全数を毎日公表していましたが、今週からは前週（月～日）までの患者数を県内88か所（うち仙台市41か所）の医療機関から報告いただき、翌週木曜に週1回公表します。
また、ゲノム解析結果についてもこちらの週報で公表します。
引き続き動向に注意して、基本的な感染対策に努めてください。

【感染性胃腸炎】
　県内の定点医療機関からの患者報告数は前週の187名から249名と増加しており、保育施設等での集団感染事例からはノロウイルスが検出されています。
感染性胃腸炎は冬期に流行のピークを迎えますが近年は年間を通して発生する傾向が見られており、気温が上昇すると、ウイルスだけでなく細菌を原因とする事例も発生することが懸念されるため、引き続き感染対策の徹底に努めてください。

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和05年05月18日更新)